男性ホルモンも女性ホルモンも、微妙な環境の変化でバランスを崩してしまうものです。睡眠不足、不規則な生活、運動不足、ストレス、肥満、急激なダイエットなどによりホルモンのバランスが崩れると、体にさまざまな不調が発生するといわれています。
■更年期障害
閉経前後の女性のホルモンバランスの乱れがさまざまな不定愁訴になって現れます。いわゆる「更年期障害」と呼ばれ、いらいらや疲労感、顔のほてりや肩こりなどの症状があります。
一般的に45〜55歳くらいの女性に多く見られますが、最近では食生活や生活習慣の乱れから30代でも「若年性更年期障害」が増えてきているといわれてきています。 「更年期障害は女性だけのもの」と思われがちですが、そうではありません。男性にももちろん、男性ホルモンのバランスの乱れから更年期障害はやってきます。
■物忘れ
記憶力を司るのは女性ホルモンといわれています。男女とも、加齢に従い女性ホルモンの分泌が減少してくるとだんだん物忘れが多くなってきます。女性ホルモン(エストロゲン)の投与により、アルツハイマーの進行が止まったという症例もあります。
■性機能の低下
男女ともに性欲そのものを左右するのは男性ホルモンといわれています。男性ホルモンのバランスが乱れると性欲が減退することがあります。また女性の場合、女性ホルモンのバランスが乱れることによって生理不順を招き、性機能が低下してしまうこともあります。